2019.6.13

LACOSTE（ラコステ）銀座店

フランス生まれのプレミアムカジュアルブランド「LACOSTE（ラコステ）」の、今年3月に銀座にオープンした路面店をご紹介します。

ラコステは、テニスの4大国際大会であるグランドスラムの一つ、全仏オープンの公式パートナーを長らく務めているほか、現在男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手とスポンサー契約を結ぶなど、テニスとゆかりの深いことで知られる人気ブランドです。

ラコステと聞いて多くの方が最初に思い浮かべるのが、胸元にワニのロゴマークが入ったポロシャツ。
運動をするには適していない長袖シャツがテニスウェアの主流だった1920年代、初めて半袖のポロシャツを考案し取り入れたのが、当時グランドスラムを何度も制覇し世界的プレイヤーとして活躍していた、後の創業者ルネ・ラコステ氏でした。

コーチとワニ革のスーツケースを賭けた話にちなんで「ワニ」というニックネームで呼ばれていた同氏は、ワニをロゴマークに採用する遊び心とともにフレンチ・エレガンスとスポーツを融合させた独特のスタイルを確立し、1933年に自身の名を冠したファッションブランドを立ち上げたのです。

今回ご紹介する銀座店は、2017年より世界中で展開している「ル・クラブ・ラコステ」と銘打ったコンセプトストアの一つとして、創業者が築き上げたブランドの伝統や革新性が余すことなく表現されています。

ブランドカラーの白と緑を基調とする空間に、テニスラケットから着想を得たデザインのオブジェや扉を配したり、ロッカールームのような試着室を備えた店舗内は、まるで本物のテニスクラブのよう。

豊富なカラーが並ぶポロシャツ専門スペース「Polo Bar」や、近年人気の高いスニーカーを中心に様々なシューズをスタイル別に取り揃えた「フットウェアウォール」といったディスプレイも見るものを飽きさせません。

店舗の場所は、東京メトロ銀座駅C8出口沿いの松屋通りから並木通りを左に入り30ｍほど進んだ左手。
2階のショーウィンドーに白く浮かび上がるワニのロゴマークが目印ですよ。