ワタリウム美術館で2013年2月から開催しているフランス人アーティストJR(ジェイアール)による作品展、「世界はアートで変わっていく」は、好評のため会期を延長していましたが、いよいよ6月30日で終了します。
1990年に和多利(わたり)志津子氏によって外苑前の青山通りに創設されたワタリウム美術館。
ユニークに変形した箱のような外観の美術館は、けっして大きいとは言えませんが、グローバルに活躍しているアーティストのコンテンポラリーアート作品を展示し、国内外のアートの発展を支え続けています。
館長も務めていた創設者の志津子氏は、昨年残念ながら永眠され、現在はキュレーターの和多利浩一・和多利恵津子姉弟が美術館の運営を担っています。
7月6日から始まる次回の展示は、「寺山修司展『ノック』」。
没後30年を迎えた寺山修司の世界が、ワタリウム美術館でどのように表現されるのかが楽しみです。