SAINT LAURENT(サンローラン)表参道

2016.2.19

SAINT LAURENT(サンローラン)表参道

2015年12月に日本初の旗艦店としてオープンした「SAINT LAURENT(サンローラン)表参道」をご紹介します。

SAINT LAURENTは、1961年にデザイナーのイヴ・サンローランが自身の名を冠したオートクチュールメゾン「Yves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)」を設立したことに始まるフランスのラグジュアリーブランドです。
10代の頃からその類まれる才能をクリスチャン・ディオールに認められた同氏は、わずか21歳でディオールの後継者に任命され、独立した後も新しいエレガンススタイルを次々と発表。
中でも、白地を太い直線で区切り原色を配したパターンの「モンドリアン・ルック」は注目を集め、イヴ・サンローランの名を一層高めることになりました。

また、1966年にパリ左岸の6区にオープンしたブティック「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」では、ラグジュアリープレタポルテ(高級生地を使用した既製服)というコンセプトを初めて提案し、モードの中心がオートクチュールからプレタポルテへと転換する時代の先駆者となりました。

ココ・シャネルに「サンローランこそ私の後継者」と言わしめると共に、「モードの帝王」として世界の賞賛を集め続けた同氏ですが、2002年に引退。オートクチュール部門は閉鎖となります。
その後、エディ・スリマンがクリエイティブ・ディレクターに就任すると共に、プレタポルテラインは「Saint Laurent Paris(サンローラン パリ)」と改名。ロゴも一新され今に至ります。
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表参道の並木通りに面する「サンローラン表参道」は、同ブランドとしては世界最大規模の3フロア1000平米の売り場面積を誇り、ウィメンズとメンズのレディ・トゥ・ウェア、レザーグッズ、アクセサリー等全てのカテゴリーをラインアップ。

クリエイティブディレクターのエディ・スリマンがストアコンセプト・デザインを手がけ、ラグジュアリーでありながら変革的なブランドのコンセプトが店舗にも表現されています。

白のマーブルを基調にアールデコとミニマリズムを感じさせる店内には、厳選されたヴィンテージファニチャーや黄金に輝くパームツリーのオブジェなどがディスプレイされており、かつてディオールオムを大成功に導きモード界のカリスマとも呼ばれるスリマン氏のセンスが存分に感じられます。
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店舗は東京メトロ表参道駅A2出口から表参道を原宿方面に70mほど進んだ右手です。

多くのハイブランドが立ち並ぶ表参道の新たなショッピングスポットで、先鋭的でエネルギッシュなサンローランの世界観をぜひ堪能してみてください。

SAINT LAURENT(サンローラン)表参道
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-3-10
TEL:03-6863-9898
http://www.ysl.com/jp