5月の末日、南青山にオープンした着物ショップ「白イ烏(シロイカラス)」をご紹介します。
白イ烏は、京都市が運営する「きものKYOTOアンテナショップ」として2010年に骨董通りにオープンしました。
Made in 京都の高品質な商品を、お求めやすい価格で提供することで話題になりましたが、期間限定出店ということで2013年に一度閉店。
その後は京都丸紅株式会社が「白イ烏」ブランドを継承し、ギャラリーや百貨店等で新作発表をする形での営業が続いていましたが、根強いファンの支えを背景に再度ショップを構え、今回新たな形態でのスタートとなりました。
ソース元:https://www.facebook.com/461k.jp/
白イ烏のコンセプトは、「着物に着られるのではなく、自分らしさを表現するきものスタイルを提案」すること。
敷居が高いと思われがちな着物を普段着感覚で着ていただけるよう、古典的な柄というよりは、色々なコーディネートが楽しめる無地感覚の着物や、淡い色合いのモダンな柄の着物を扱っています。
体型に合ったお仕立て・寸法や、TPOに合わせたスタイリング、着回しのきく柄行きのご提案等、スタッフの細やかなサポートがあるので、着物初心者さんが初めての一着を揃えるのにもぴったりのお店ですよ。
ショップは、こぢんまりとした中にも開放感があり、通常の呉服屋のイメージとは一線を画すモダンな印象。
京都の職人が丹誠込めて作った着物や帯をメインに取り扱っている他、結城や小千谷等、他の産地にも足を運んで企画された白イ烏オリジナル商品や、コラボレーション企画で生まれた商品、着物に合う様々な小物たちが並んでいます。
現在は色無地オーダー会を開催中です。
有名白生地屋さんの生地の中からお好みの地紋を選び、お好みの染め色で別注の色無地を誂えることができますよ。
また、コートや羽織でも同額で仕立てることが可能だそうです。
店舗の場所は、青山通りから骨董通りを麻布方面に進み、六本木通りにぶつかる約120m手前の左側。
マンションの1階なので、初めてお立ち寄りの際は通りすぎてしまわないようお気をつけ下さい。
白イ烏が提案する、モダンで都会に馴染む着物スタイルで、着物の魅力を再確認してみてはいかがでしょうか?