先月、青山にオープンしたばかりの、英国老舗ブランド「SUNSPEL(サンスペル)」の国内初となる路面店をご紹介します。
サンスペルは、1860年に創立された英国で古い歴史を持つ高級アンダーウェアブランド。
ブランドの象徴的なアイテムであるTシャツには定評があり、日本でも様々なセレクトショップで取り扱われ、青山・表参道エリアの人々にも高い評価を得てきました。
サンスペルのTシャツの歴史は古く、ブランド創立初期にまで遡ります。
19世紀中頃より製造していたコットンのアンダーシャツは、時代とともにシンプルさを極めたスタイルに進化し、1950年代に、従来ネックについていたボタンがなくなりました。長袖は半袖に、そしてカフスやポケット、衿も取り外され、現在の形が完成したのです。
ソース元:https://www.sunspel.jp/
また、Tシャツと並ぶブランドアイコンとも言える存在のポロシャツは、フォーマルとカジュアル、優雅さと実用性という絶妙のバランスが特徴的で、イギリス映画007シリーズでダニエル・クレイグ演じるジェームス・ボンドが着用したことでも知られます。
その他にも、それまで米国にしかなかったボクサーショーツを1947年に英国に初めて持ち込み、洗練されたデザインで世へ送り出すなど、伝統と革新を融合させてきました。
創業当時から現在に至るまでブランドの信念として引き継がれているのは、創立者トーマス=アーサー・ヒル氏が掲げた「シンプルな日常着を美しい素材で作る」というビジョン。
製造はもちろんのこと、素材の開発から自社で携わることで、上質な素材とシルエット、そして着心地にこだわり、長く付き合える製品作りを目指しています。
日本初の路面店である表参道店が立地するのは、表参道から1本路地を入った静かなエリア。
青山の街ならではの落ち着いた空間に、ブランドを代表するTシャツやアンダーウェアをはじめ、メンズ、ウィメンズのアイテムが並び、サンスペルの世界観を存分に楽しむことができます。
店舗の場所は、東京メトロ明治神宮前駅4番出口より徒歩約5分。
表参道を青山方面に約300mほど直進し、オリエンタルバザーの角を右折。一つ目の角を左に曲がり約20m進んだ右手です。
クラシックで流行にとらわれない、美しい仕立てが魅力のサンスペル。
青山の街を訪れる機会があれば、その贅沢な肌触りを手に取って確かめてみてはいかがでしょうか?