昨年11月に拡張リニューアルオープンした「BALENCIAGA(バレンシアガ)青山」をご紹介します。
2015年にファッションデザイナーのデムナ・ヴァザリア氏をアーティスティック・ディレクターに起用したことをきっかけに、100年以上の歴史をもつフランスのメゾンでありながら、近年はラグジュアリーストリートブランドとしても更なる進化を遂げているバレンシアガ。
ストリートで圧倒的な存在感を放つファッションブランド「VETEMENTS(ヴェトモン)」の創立者でもある彼のクリエイションにより、それまでバレンシアガが得意としてきたリュクスなスタイルとは一線を画すコンテンポラリーなテイストが新たな魅力となっています。
国内初の路面店舗として2014年にオープンした青山店は、昨年、売り場面積を従来の2倍以上に拡大する大幅リニューアルを実施し、国内では最大規模、世界でも最大級の広さを誇る大型店舗へと生まれ変わりました。
地下1階~地上2階の3フロア構成の店内は、思わず見上げてしまうほど高い天井や、ファサードのみならず内装にも多用されたガラス張りの壁、公共施設を思わせるシンプルなベンチや什器などが、インダストリアルな雰囲気を醸し出しています。
フロアごとの展開内容は、地下1階がウィメンズとキッズ、1階がバッグとスモールレザーグッズ、シューズを中心としたメンズとウィメンズのコレクション、2階がメンズアイテムと、フルラインを取り扱い。
現在は2021年の春夏コレクションを展開中ですが、バレンシアガの中でも名品の一つに数えられているアイコンバッグの最新作「ネオクラシック」は、青山・表参道エリアのファッショニスタから特に注目を集めています。
誕生から20年を記念して新たな解釈でデザインをアップデートしたというこちらのシリーズは、旗艦店ならではの豊富な品揃えでお気に入りの1点を選ぶことができるそうですよ。
店舗の場所は、表参道交差点から根津美術館方面に向かうみゆき通り沿い。表参道駅のA5出口を出て左手すぐに立地しています。
この夏には、クチュールハウスとして名を馳せていた原点に立ち返り、50年以上ぶりにオートクチュールコレクションを再開するプロジェクトも進行中のバレンシアガ。
モードとストリートを見事に融合したブランドの世界観を、ぜひ青山店で体感してみてはいかがですか?