建築家が手掛ける英国のシューズブランド「UNITED NUDE(ユナイテッド ヌード)」が、今年2月に移転リニューアルした表参道の旗艦店「UNITED NUDE TOKYO(ユナイテッド ヌード 東京)」をご紹介します。
2003年にオランダ人建築家のレム・D・コールハース氏が、イギリスの老舗メーカー「Clarks (クラークス)」の7代目であるガラハド・クラーク氏とともにロンドンで立ち上げたユナイテッド ヌード。
オンリーワンのデザインが異彩を放つシューズブランドとして、レディーガガやマドンナといったセレブにも愛用者が多いことで知られています。
クリエイティブディレクターを務めるレム氏は、ミラノのプラダ財団などを手掛けた世界的建築家レム・コールハース氏の甥。
建築一家で育った彼の類まれな感性から生み出されるシューズは、一目見ると忘れられない先進的なデザインが特徴的です。
ファーストコレクションで発表され現在も人気のモデル「Mobius」を例にとってみても、ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアをヒントに、メビウスの輪をイメージしたヒールのフォルムは秀逸の一言。
同時に、そのアーティスティックな見た目に反する歩きやすさも特筆すべきで、建築の構造計算を応用した緻密な形状設計や、靴には通常使用されない新素材や最新テクノロジーの導入によって、確かな履き心地を実現しています。
ソース元:https://www.instagram.com/un_tokyo/
同ブランドは2016年より港区北青山にフラッグシップストアを出店していましたが、今年、旧店舗の向かいに新しく竣工した4階建てビル「OMOTESANDO391」に場所を移し、リニューアルオープンを果たしました。
総ガラス張りで開放感のあるこちらのビルもまた、レム氏により設計・監修されたものです。
1階に店舗を構える「ユナイテッド ヌード 東京」は、売り場面積約116平米。
鏡面仕上げの什器が近未来的な雰囲気を漂わせる空間に、メンズ・レディースのコレクションが美しく並んでいます。
店舗の場所は、表参道駅から徒歩2分。
A1出口を出て表参道沿いの「COACH(コーチ)表参道」と「BOSS STORE OMOTESANDO(ボス ストア 表参道)」の間の路地を左に入り2つ目の角にあるカフェ「クレヨンハウス」の通りを挟んだ向かい側です。
青山通りからも、「ラ・メゾン・デュ・ショコラ 青山」の脇道から1本道でアクセスすることができますよ。
建築家のザハ・ハディド氏や、日本を代表するファッションブランド「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」とのコラボレーションなど、ジャンルレスな活動も魅力の「ユナイテッド ヌード」。
アートに触れるような体験を楽しめる新店舗へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。